箔押しの本、実は「みなさんの家にも弊社の作った本がある」かもしれません2025.07.11
本棚にある一冊に、ふと目を奪われたことはありませんか?
タイトルが光に反射してきらめく、まるで宝石のような表紙。
その美しい仕上げには「箔押し」という加工技術が使われていることが多く、そこには私たち装丁・加工会社の技術が詰まっています。
そして、実は——
「みなさんの家にも、弊社の作った本がある」
そう断言できるほど、私たちは数多くの書籍制作に携わってきました。
この記事では、装丁加工のひとつ「箔押し」の魅力と、弊社の仕事の裏側についてご紹介します。
箔押しとは?──本の“顔”を作る仕上げの技術
**箔押し(はくおし)**とは、金箔や銀箔、カラーフィルムなどの「箔(はく)」を熱と圧力で紙面に転写する加工技術のことです。書籍だけでなく、名刺、パッケージ、記念品、式典用パンフレットなどにも使われます。
書籍の場合、タイトルや著者名、ロゴ部分などに箔押しを施すことで、高級感・特別感・存在感を与えることができます。
なぜ箔押しが選ばれるのか?
1. 高級感・品格を演出できる
金箔や銀箔を用いた箔押しは、見る人に「これは価値のある本だ」と印象づける力があります。美術書や詩集、限定版書籍では特によく使われる技法です。
2. 本棚の中でも目立つ「視認性」
書店に並んだ多くの本の中でも、光を反射する箔押しの表紙はひときわ目立ちます。読者が手に取る確率を上げるため、商業的にも有効な加工です。
3. 特別な“贈り物”感を演出できる
卒業アルバム、記念誌、自費出版など、大切な節目に贈る本には、特別感が求められます。箔押しは「記念」の演出にぴったりです。
実績多数──あなたの家の“あの本”も、私たちの仕事かもしれません
弊社では、年間数百冊以上の書籍装丁に関わっており、大手出版社から個人のお客様まで、幅広くご依頼をいただいています。
例えば…
- 大手文芸出版社のベストセラー小説(銀箔ロゴ+マットPP加工)
- 人気料理家のレシピ本(金箔+エンボス加工)
- 児童書シリーズのタイトルロゴ(カラーフォイル使用)
- 企業の周年記念誌(黒箔×布クロス装)
- 詩集や自費出版(和紙表紙+金箔)
などなど、「見たことがある!」という本の中にも、実は弊社が関わっているものが数多くあります。
だからこそ、私たちは自信を持って言えます。
「みなさんの家にも、弊社の作った本があるかもしれません」
箔押し加工のバリエーションとカスタマイズ性
箔押しにはさまざまな種類があります。
箔の種類 | 特徴・効果 |
---|---|
金箔(ゴールド) | 最も華やかで格式高い印象。表紙のタイトルに最適。 |
銀箔(シルバー) | クールで上品な印象。写真集やモノトーンの装丁に。 |
カラーフォイル | ピンク、ブルー、グリーンなども可能。児童書やファンブックに人気。 |
ホログラム箔 | 角度によって光の色が変わる特殊箔。特別版などに使われる。 |
黒箔・白箔 | シックで静かな高級感。布クロスと相性が良い。 |
また、箔押しと合わせて「エンボス(浮き出し加工)」や「マットPP(表面コーティング)」などを組み合わせることで、さらに上質な仕上がりになります。
弊社にご連絡いただけましたら………
- 校正サンプルで仕上がりチェック可能
- 業界20年以上の実績で安心の品質
- 色々な種類の箔押し経験で常にお客様のお役に立ちたい社員たち
【まとめ】本が「宝物」になる瞬間を、私たちが作ります
箔押しは単なる装飾ではありません。
それは「読む前から心を動かす装丁」であり、手に取った人に特別な印象を残す技術です。
あなたの家にも、きっとあるはず。
光るタイトル、きらめくロゴ、触れたくなる装丁——それは、私たちの仕事の証です。
もし、あなたが「本づくり」で何か特別なことをしたいと考えているなら。
ぜひ、箔押しのプロである私たちにご相談ください。